Jr.担からの卒業

羽生田挙武というJr.に初めて興味を持ったのは、2012年1月の少年倶楽部だった。

気になるJというコーナーに神宮寺と一緒に出てしゃべる姿が、中学生なのにすごくしっかりしていて驚いた。

「尊敬している先輩は嵐の櫻井翔くん」「いつか嵐コンに出たい」

嵐はすでに大人気だったけど、嵐を尊元にあげるJr.はとても少なかったので、こんな小さな子がと衝撃だった。

 

すっと通った鼻筋がきれいで、はにかんで笑う顔がすっごく可愛くて、気になる存在になった。

 

Jr,にだけは手を出してはいけないと思っていたけれど、あむのまわりにいた岸君、ふうくん、じんぐうじ、れあたん、かおる…セクバのキャラも最高で、どんどん夢中になった。

 

真面目な話もできるのに、誰よりも先にふざけるあむが大好きで、

すぐに全力の顔芸するあむが大好きで、

ジュニランでじぐと漫才してたあむが大好きで、

れあたんと絶妙な距離感で手押し相撲するあむが大好きで、

コンサートや少クラで見ると誰よりもぴょんぴょんしてたあむが大好きで、

学業優先でテスト時期になるといなくなるのすら大好きで、

動きを止めた時のわがままボディが大好きだった(笑)

 

松松や、きしふう、あらちか、同じラインで一緒に踊ってた人とくらべちゃうと決してダンスは上手とは言えなかったけど、(半拍遅れてたり振りが抜けたり)それでも生で見るたびに明らかにダンスが上手くなってすごく驚いた。

あむを追いかけるようになって、本当に楽しかった。

意味わかんねー!なジャニーズトンチキ舞台も、Jr.の青春が詰まった(過酷な)スタンディングのEXも、楽しい楽しいセクゾコンもみんなあむがつれてきてくれた。(クリエはついに行けなかった)

デビュー組とは違う、うちわを持った時の喜びに世界が広がったような気がした。

本当に、楽しかった。

Jr.を応援する楽しさは全部あむが教えてくれた。

 

 いろんな時期があったけど、雑誌での発言を見てると、最初からずっとぶれてなかった。

ファンを大切に思っていると真っすぐに伝えてくれるところと、海外に出たいという気持ち。

 だから、あむの選択に対して、「ついに来たか」と思った。

そりゃものすごく寂しいし悲しいけど、露出が雑誌のみの今の状況でこのままJr.でいたとして、未来があるのかは疑問だったから。

 

地方お茶の間ファンの私が最後に生でJr.としてのあむを見たのは、2年前のガムシャラだった。

 

チーム者の最終2戦だったので、者が負けて決勝進出ができないことが決まって良い大人があほほど泣いた。嵐やブイのコンサート、剛健の舞台を見て泣いたことはあったけど、あんなに泣いた現場は初めてだったw

でもファンカッションをするあむは最高に輝いてた。隣には頼もしいリーダーになった神宮寺もいた。あむが本当に楽しそうだった。

じぐあむで始まったJr.担としての私が、じぐあむで終わるというのも、悪くない気がする。

 

 

あむは新しい道を歩き始めた。

 

「海外に出る」「品性を保って」「礼儀や規律は忘れず」

今からデビューする新人の言葉とは思えないくらいかたいけど、でも全然変わってないなと少しうれしくなった。

本人の言葉を聞くのも、声を聴くのも、動いている姿を見るのも、世界旅行のプライベート写真(マトリックス……)を見るのも、歌声を聞くのも、Jr.だった時には願っても願ってもかなわなかったことがこのひと月で一気にかなって正直混乱しているwツイキャスをするあむなんて想像もできなかったw

 

私はどうしようもなくジャニオタなので、アイドルでなくなったあむの新しい道を応援するかどうかは、時間をかけて見ていこうと思う。

 

 この5年半、本当に本当に楽しかったから、幸せをたくさんもらったから、

羽生田挙武くん、ありがとう!