17年ポルノグラフィティのお茶の間ファンだった私がSONGSを見てファンクラブに入った
タイトル以上でも以下でもないです。(笑
泣くじゃないですか、あんなの。
ポルノグラフィティが20周年イヤーに突入して、まずやりたかったことが「地元・尾道でのライブ」。
ライブ発表からの半年間、密着した映像とスタジオライブの様子で構成された30分。めちゃめちゃ泣いたしタオルも振ったし、1時間番組のような密度の濃さでした。見終わった後放心状態だった。
小学生の時に「サウダージ」と出会ってからポルノグラフィティが大好きで、ライブに行きたくて。高校になってからは、ツアー日程に絶対入るからという理由で、広島の大学を本気で目指していた。
こんなに長くファンなのにラバッパーではないし(なんだかんだ一般でもチケットをとれることが多くなってきた)ポルノグラフィティのライブにたくさん入っているわけでもない。
でも二人が本当にうれしそうな顔をする、(広島県民ではないけど)「おかえり」って言えるポルノの広島ライブのあったかい雰囲気が大好きだ。残念ながら予定が合わなかったけどWOWOW生放送で今回のしまなみロマポルも楽しみにしていた。
今回のSONGSで改めて感じたのは、ポルノの二人のふるさとにかける想いの強さだった。
豪雨があって、「それどころじゃない」って開催も危ぶまれた今回のライブ。
でも「自分たちにできることは何か」を考えて、収益を全額寄付という形で実施するという決断をした二人。ニュースで見た時は全額寄付?!ってびっくりしたけど、たくさんたくさん葛藤や悩みがあったんだろう。少しでも知ることができてよかった。
ポルノは、それこそはじめは20周年突入のお祭りライブにする予定だったと思うんだけど、復興支援の意味合いが強く出てきて、SONGSで少しだけ流れた昭仁さんのMCにも、そんな思いが感じられた。
自然には勝てない。ぼくたちは無力だ。でも、力強い一歩を自分たちの足でしっかりと進んでいこう。未来を作っていこう。
昭仁さんが言うと、すごく力強く聞こえる。歌声と一緒で、本当にストレートに伝わってくる。
高校生も素敵な人ばかりで、一生懸命練習して来て、中止になって無念だろうに誰も文句をこぼさない。予告でも流れた、昭仁さんが涙をぬぐう姿でテレビの前の私まで涙で前が見えなくなった。
会場の性格上延期もできないから、「なんかまたしようや、これに代わること。今は難しいんじゃけど…」と、感謝とともに涙をこぼしながら言葉を選んで率直に伝える昭仁さんと、悔しさをにじませながらも「何かあると本末転倒だから。でもありがとう」と冷静に判断の理由と感謝を伝える晴一さんと。
ポルノと高校生だけの思い出であってよかったのに、愛呼ぶを流してくれてありがとうの気持ちでした。
「歌わずには、いられなかった」って戸次さんのナレーションで再び涙腺崩壊。
愛が呼ぶほうへ、ほんっと、いい歌だよなぁ…
まだ因島には行ったことないけど、いつか行きたいなあ。
中止になった次の週、二人のインタビュー。
「落ち込んだけど、それも何とか糧にして次へ進む」という晴一さん。
「肩ひじ張らずに、自然に瞬発的に出たものをを表現し続けていく」という昭仁さん。
もうこの人たちは前を向いているんだ。二人がすごく落ち着いてて、安心した。
最後、ブレスへの曲紹介。
晴れの日もあれば、雨の日もあった。すべてを力に変えて、自分たちの歩幅で、一歩ずつ、進み続ける。
いやほんとにね……
雨バンドと言われてきた歴史を、お茶の間でいろいろ見てきたことを、思い返しながらまた泣いて。
いい番組でした。30分なの信じられないくらいうまくまとまってた。
このSONGSを見た次の日にラバッパーの友だちと会って、しまなみ土曜日の話を聞いて、もういてもたってもいられなくなってその場でファンクラブに入った。
残念ながら次のツアーの申し込みにFC先行は間に合わなかったけど、なんとかしていきたいな!と思っております!
これを書いてる途中に、配信限定の新曲が発表された。
「Zombies are standing out」
音がかっこよすぎる。いやもうめちゃくちゃかっこいい!!!
カメレオンレンズ・ブレスときてゾンビ。振り幅すごすぎて今後どれだけのことを準備してるのか、もう期待しかない!